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2026年10月21日
児童養護施設について

児童養護施設で暮らす子どもたちについて

児童養護施設の生活とは

皆さんは、全国にどれくらいの児童養護施設があり、何人の子どもたちが暮らしているかご存じでしょうか。

こども家庭庁が公表しているデータによると、令和6年3月末時点で、
全国には約607か所の児童養護施設があり、約22,162人の子どもたちが生活しています。
そして、毎年約2,000人近くの子どもたちが、施設を巣立ち、それぞれの道に進んでいきます。

出典: こども家庭庁「社会的養護の施設等について」

『児童養護施設』という名前を聞いたことはあっても、実際にどのような子どもたちが、どのような理由で生活しているのか、
詳しく知らない方も多いかもしれません。

本日のブログでは、『児童養護施設の現状や子どもたちが入所する背景』についてお伝えします。

 

全国にある児童養護施設と、そこで暮らす子どもたち

なぜ、児童養護施設で暮らしているのか。

児童養護施設について、「親がいない子どもたちが暮らしている場所」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、実際には、保護者がいる場合でも児童養護施設で暮らしている子どもたちがいます。

入所する背景には、例えば次のような事情があります。

・保護者からの虐待:身体的・心理的な虐待やネグレクト(養育の放棄・怠慢)など
・保護者の病気や入院:病気や心身の不調などにより、家庭での養育が難しい場合
・保護者との死別:保護者を病気や事故で亡くしたことで、養育する人がいなくなってしまう場合
・家庭の経済的な困難や養育環境の問題:複数の事情が重なり、家庭での生活を継続することが難しい場合

子どもたちが施設で暮らすことになった理由は、一人ひとり異なります。

また、一つの理由だけではなく、さまざまな事情が重なっていることもあります。
大切なのは、子どもたち自身が望んで家庭を離れたとは限らないということです。

児童養護施設では、職員が子どもたちの日々の生活を支えながら、学校生活や学習、心身の成長、将来の自立に向けた支援を行っています。

 

 

児童養護施設は、子どもたちの生活と未来を支える場所

児童養護施設で暮らす子どもたちも、学校へ通い、友達と遊び、勉強をしたり、好きなことに夢中になったりしながら日々を過ごしています。

一方で、家庭での経験や施設での生活、将来への不安など、周囲からは見えにくい思いを抱えている子どもたちもいます。
児童養護施設は、子どもたちの安全な生活を守るだけではなく、一人ひとりが自分らしく成長し、将来の夢や目標に向かって歩んでいくための場所でもあります。

そして、施設を巣立った後も、子どもたちの人生は続いていきます。

・進学すること。
・就職すること。
・自分らしい生活を築いていくこと。

その一つひとつを支えていくためには、社会全体の理解と支援も必要です。

 

子どもたちの「今」と「未来」に目を向けて

児童養護施設で暮らす子どもたちには、それぞれの生活があり、個性があり、将来への希望があります。
どのような家庭環境で育ったとしても、子どもたちが安心して暮らし、自分の未来を思い描けること。

それは、すべての子どもたちにとって大切なことです。

児童養護施設の子どもたちは、高校卒業する18歳で、ほとんどの子どもたちが、3月に施設を卒園し、社会に巣立っていきます。
卒園後は、親のことを頼ることができる子は多くありません。そのため、卒園する多くの子どもたちは、「金銭面の壁」が課題となっているのです。

進学をするにも、入学金、授業料や教材費をはじめ、学費、毎日の生活費など多くの費用が必要となっていきます。
多くの費用がかかってしまう現実から、進学の夢を持っていても、諦めるしかない子も少なくありません。

「未来のつばさ」では、児童養護施設で暮らす子どもたちが、経済的な理由だけで進学を諦めることなく、夢や目標に向かって進んでいけるよう、返済不要の奨学金を通じて支援しています。

全国児童養護養護施設奨学金サイト 未来のつばさの取り組み

公益財団法人日本児童養護施設財団が運営する「未来のつばさ」は、すべての子どもたちに公平な学びのチャンスを与えることのできる柔軟な奨学金制度となっています。

①一度奨学金を受け取った学生にも、再度申請の機会を与える。
②学費の支払い証明書を提出できない学生に対しても柔軟な対応を行う。
③返済の要らない給付型奨学金制度にする。

全国児童養護施設奨学金サイト 未来のつばさでは、皆さまからのご寄付を通じて、児童養護施設出身の子どもたちに返済不要の給付型奨学金制度で、1人15万円の支援を行います。この取り組みは、単に金銭的な支援に留まらず、彼らが夢を追い続けるための大きな力となります。寄付によって、未来を切りひらく支援が行われ、社会全体においても前向きな変化をもたらす可能性があります。

児童養護施設を卒園し、進学を考える子どもたちのために、どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。

 

 





<日本児童養護施設財団からのお願い>

公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>

【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)

全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。

▶ 全国児童養護施設 総合寄付サイトHPはこちら

【寄付】あしながサンタ

児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。

▶ あしながサンタHPはこちら

オレンジの羽事業

◯オレンジの羽根募金

児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。

▶ オレンジの羽根募金について見る

◯奨学金事業

児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。

▶ 未来のつばさについて見る

◯卒園生対象 企業求人サイト

もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)

▶ もっち〜ナビについて見る

◯【開催中】日本子ども未来展

日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。

▶ 日本子ども未来展ご入館はこちら

◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ

お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。

▶ 過去の放送(アーカイブ)はこちら

YouTube(広報事業)

日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。

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TEL.0120-922-028
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