活動報告
子どもたちが学び続けるために必要な支援とは。
児童養護施設の子どもたちの夢を叶えるために
児童養護施設で暮らす多くの子どもたちは、高校を卒業すると同時に、「進学」か「就職」の道を選択し、
4月から新しい環境での生活が始まります。
全国児童養護施設 退所児童トラッキング調査の結果から、児童養護施設を退所した後の進路として、
進学が約39%、就職が約57%という調査結果が出ています。
「進学」か「就職」を決める理由と課題
児童養護施設の子どもたちは、さまざまな家庭の事情があり、施設で生活をしています。
現状、進学率より、就職率が高くなってしまっているのは、進学に対しての「金銭面」問題が大きな課題となっているからです。進学に関しては、大学、短期大学、専門学校、通信制など、さまざまな進学の道を選択をする子が増えてきていますが、金銭面の問題から、お金がなく、就職の道を選択する子も多いのが現状です。
なりたい夢のために、多くの奨学金制度の情報を調べ、進学後の生活のために、進学先の試験を受けると同時に、奨学金制度に申請する子も多いのです。
しかし、併用ができない奨学金制度もあり、併用可能な制度の申請をしたからといって、必ず通り奨学金の受給ができるわけではないのです。
どんなことにお金が必要になってくるのか
進学後の生活には、入学金をはじめ、授業料や教材費だけでなく、家賃、食費、光熱費、交通費など、さまざまな費用が必要です。経済的な支援が十分でない場合には、生活費を補うためにアルバイトをする必要が生じることもあります。学業とアルバイトの両立が必要となってくるので、両立の生活がつらくなってしまったり、学習意欲の低下により、中退を選択してしまう子も少なくありません。
中退者の割合は、大学入学1年後には、約7.5%、4年後には、約27.5%と、高い水準にあります。
「学校に通えること」と「安心して学べること」は違う
進学支援というと、入学金や授業料など、学校へ進むために必要な費用への支援を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、子どもたちが夢に向かって学び続けるためには、進学後の生活にも目を向けることが大切です。
・生活費の心配を少しでも減らせること。
・アルバイトだけに時間を費やすのではなく、授業や資格取得のための勉強に取り組めること。
そして、学校生活の中でさまざまな経験を積み、自分自身の可能性を広げられること。経済的な負担を軽減することは、子どもたちが安心して学業に向き合うための環境づくりにもつながります。

奨学金が支えるのは、進学後の未来でもあります
返済不要の奨学金には、進学時の経済的な負担を軽減するだけでなく、将来の返済負担を抱えずに学び、その先の生活へ進んでいけるという意義もあります。
児童養護施設で暮らす子どもたちの進学を支援する「未来のつばさ」も、返済不要の奨学金制度を通じて、子どもたちの夢を応援しています。
もちろん、奨学金だけですべての課題が解決するわけではありません。進学後も相談できる人とのつながりや、生活面での支援など、さまざまな支えが必要です。
その中で、経済的な支援を届けることは、子どもたちが自分の選んだ道を歩み続けるための大切な支えの一つになります。
全国児童養護養護施設奨学金サイト 未来のつばさの取り組み
公益財団法人日本児童養護施設財団が運営する「未来のつばさ」は、すべての子どもたちに公平な学びのチャンスを与えることのできる柔軟な奨学金制度となっています。
①一度奨学金を受け取った学生にも、再度申請の機会を与える。
②学費の支払い証明書を提出できない学生に対しても柔軟な対応を行う。
③返済の要らない給付型奨学金制度にする。
全国児童養護施設奨学金サイト 未来のつばさでは、皆さまからのご寄付を通じて、児童養護施設出身の子どもたちに返済不要の給付型奨学金制度で、1人15万円の支援を行います。この取り組みは、単に金銭的な支援に留まらず、彼らが夢を追い続けるための大きな力となります。寄付によって、未来を切りひらく支援が行われ、社会全体においても前向きな変化をもたらす可能性があります。
児童養護施設を卒園し、進学を考える子どもたちのために、どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。
PayPayで寄付ができるようになりました。
このたび、未来のつばさへのご寄付に「PayPay」をご利用いただけるようになりました。
スマートフォンから簡単にお手続きいただけるため、これまで以上に気軽に子どもたちの未来を応援していただけます。
「子どもたちの力になりたい」
「少額からでも応援したい」
「思い立ったときに寄付をしたい」
そんなお気持ちを、より気軽に支援につなげていただけます。
▼ PayPay寄付ページ
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
今すぐできる寄付はこちらから
あなたが寄付することで、夢を持つ子どもたちの生活と夢を応援することができます。
進学を希望する児童養護施設の子どもたちのために、温かいご支援をお願いいたします。
今すぐできる寄付は、こちらをクリック
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。




























