活動報告
奨学金制度を利用することで、生まれる選択肢
児童養護施設の未来を支えていくために
未来のつばさ運営事務局です。
9月中旬となりました。雨続きの毎日ですが、来年3月に卒園予定の児童養護施設で暮らす子どもたちは、
4月からの新生活に向けて、準備を少しずつ進めています。
「進学するためのお金がない」から、就職の選択肢しかない?
児童養護施設で暮らす子どもたちの中にも、高校卒業後の進路として大学や専門学校等への進学を考える子どもたちがいます。
こども家庭庁の「令和4年度児童養護施設入所児童等調査」では、児童養護施設で暮らす中学3年生以上の子どものうち、大学・短期大学への進学を「希望する」と回答した割合は、35.6%でした。
引用:こども家庭庁の「令和4年度児童養護施設入所児童等調査」32ページ 大学(短大)進学希望
しかし、「進学したい」という気持ちだけでは解決できない問題があります。
進学には多くの費用が必要です。一般家庭であれば、進学について家族と相談したり、費用の一部を保護者に支えてもらったりするケースもあるでしょう。一方、児童養護施設を卒園する子どもたちの中には、様々な家庭の事情により、入所しているため、家庭からの経済的な支えを前提にできない子どももいます。
そのとき、
「進学するためのお金を用意できない」
→「自分には進学は難しい」
→「卒業したら就職するしかない」
と、進路を考える段階から施設卒園後の選択肢を狭めてしまう可能性があります。
もちろん、自ら希望して就職を選ぶことは大切な進路選択です。
問題なのは、本当は進学という選択肢も考えたいのに、経済的な理由だけで検討することさえ諦めてしまうことです。

奨学金を「知る」ことで、初めて生まれる選択肢
現在、各自治体や民間団体などによるさまざまな奨学金制度があり、返済が必要なものがあれば、返済の必要のない制度があります。
この制度は、申し込みをすれば、必ず受けられるというものではなく、制度の併用が不可だったり、申し込みの条件が設けられているのが多いです。
しかし、ここで重要なのが、
「制度があること」と「制度を知っていること」は違う
ということです。
文部科学省は2026年5月、高校生等奨学給付金や高等教育の修学支援新制度について、支援対象でありながら制度を利用していない人が一定程度いるとしています。
その要因として「制度の認知が十分でないこと」も考えられるとして、経済的な理由で進学を諦めたり、将来の選択肢を狭めたりすることがないよう、制度の周知を求めています。支援を受けられる可能性があったとしても、その存在を知らなければ、申し込むことはできません。
情報が届けば、「無理」が「方法を探してみよう」に変わる
もし、進学費用を理由に就職をするしかないと思っていた高校生に、
「返済不要の奨学金がある」
という情報が届いたらどうでしょうか。
さらに、
「この制度も利用できるかもしれない」
「この時期までに申し込めばいい」
「相談できる窓口がある」
という具体的な情報まで分かれば、進路についてもう一度考えることができます。
それまで、
「お金がないから進学できない」
と思っていたところから、
「支援を利用すれば、進学できるかもしれない」
へ。
この変化こそ、進学支援において「情報を届ける」ことが重要な理由です。
「未来のつばさ」という選択肢を、必要な子どもたちへ
「未来のつばさ」では、児童養護施設等を巣立つ子どもたちの進学を、返済不要の奨学金によって支援しています。しかし、奨学金制度を設けるだけで支援が完結するわけではありません。
制度の存在を児童養護施設の職員や子どもたちに知ってもらい、必要な人の申請につながることも重要です。
「自分には進学は無理だ」と決めてしまう前に、
「こんな支援がある」
「この制度なら利用できるかもしれない」
という情報を届ける。
そして、実際に奨学金を必要とする子どもたちへ支援を届ける。その両方があって初めて、奨学金は子どもたちの未来の選択肢になります。一人でも多くの子どもが、育った環境や経済的な事情だけで自分の将来を決めることなく、自分が望む未来を考え、夢へ挑戦できるように。
「未来のつばさ」は、奨学金という選択肢を子どもたちへ届けていきます。
そして、その選択肢をより多くの子どもたちへ届けていくためには、皆さまからのご支援が必要です。
「知らなかったから、諦めた」をなくす。
「知ること」から始まる未来を、子どもたちへ。
皆さまのご寄付が、子どもたちが新しい選択肢と出会い、その先の夢へ踏み出すための力になります。

全国児童養護養護施設奨学金サイト 未来のつばさの取り組み
公益財団法人日本児童養護施設財団が運営する「未来のつばさ」は、すべての子どもたちに公平な学びのチャンスを与えることのできる柔軟な奨学金制度となっています。
①一度奨学金を受け取った学生にも、再度申請の機会を与える。
②学費の支払い証明書を提出できない学生に対しても柔軟な対応を行う。
③返済の要らない給付型奨学金制度にする。
全国児童養護施設奨学金サイト 未来のつばさでは、皆さまからのご寄付を通じて、児童養護施設出身の子どもたちに返済不要の給付型奨学金制度で、1人15万円の支援を行います。この取り組みは、単に金銭的な支援に留まらず、彼らが夢を追い続けるための大きな力となります。寄付によって、未来を切りひらく支援が行われ、社会全体においても前向きな変化をもたらす可能性があります。
児童養護施設を卒園し、進学を考える子どもたちのために、どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。
PayPayで寄付ができるようになりました。
このたび、未来のつばさへのご寄付に「PayPay」をご利用いただけるようになりました。
スマートフォンから簡単にお手続きいただけるため、これまで以上に気軽に子どもたちの未来を応援していただけます。
「子どもたちの力になりたい」
「少額からでも応援したい」
「思い立ったときに寄付をしたい」
そんなお気持ちを、より気軽に支援につなげていただけます。
▼ PayPay寄付ページ
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
今すぐできる寄付はこちらから
あなたが寄付することで、夢を持つ子どもたちの生活と夢を応援することができます。
進学を希望する児童養護施設の子どもたちのために、温かいご支援をお願いいたします。
<わたしたち現場職員からのお願い>
オレンジの羽根募金では、児童養護施設の子どもたちへ向けた支援活動を行っております
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
ぜひご協力をお願いいたします。
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<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>

オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ

お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル

日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
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【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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