活動報告

私たちの活動のご紹介
2026年06月30日
児童養護施設について

知ってほしい児童養護施設の子どもたちの暮らしについて

児童養護施設の子どもたちの未来のために

未来のつばさ運営事務局です。
明日から7月に入ります。夏を目前にして、児童養護施設の子どもたちは、卒園後の進路について、進学を希望する学校のオープンキャンパスや見学なども考える時期に入ってきます。

本日のブログは「児童養護施設の子どもたちの暮らしについて」お伝えいたします。

 

児童養護施設に暮らす子どもたちについて

児童養護施設は、親からの虐待や親の病気による入院、死別、経済的な困難、育児放棄など、家庭の事情によって、親と一緒に暮らすことができない子どもたちが生活をしています。多くの子どもたちは、高校卒業する18歳まで施設で過ごし、社会に巣立っていきます。様々な家庭の事情を抱えているので、卒園してからも金銭面の援助など困った時に親を頼ることは難しい現実があるのです。

Aさんが夢を叶えるために

Aさんは、父親からの身体的虐待・家庭内暴力が原因で、幼稚園の頃から児童養護施設での生活が始まりました。Aさんの母親は離婚を選択してから、その後連絡が取れなくなり、施設生活が始まってから母親との交流・面会は一度もありませんでした。Aさんは、引き取る親・親族もいなかったので、高校を卒業する18歳まで施設で過ごすことになるのです。

Aさんは、中学生になり「保育園の先生になりたい」という夢を持つようになりました。施設で過ごす中で、小さい子と一緒に遊ぶことが楽しく、面倒も見てくれていました。高校に入ってからもその思いは変わらず、担当職員との卒園後の進路相談で「大学に進学がしたい」と何度も話していました。しかし、Aさんの前に立ちはだかっていたのは「金銭面の問題」でした。

進学した後の大学の入学金、授業料、そして一人暮らしにかかる毎月の生活費がかかってきます。Aさんは高校生活の3年間でアルバイトを毎日のように頑張っていました。Aさんは、3年間で卒業後の生活費として100万円近い金額を貯めることができました。しかし、それでも、「大学入学から卒業までの入学費・学費・生活費」を考えると足りません。大学入学後もアルバイトの生活が必要になり、学業とアルバイトの生活を両立していくことは、大学の課題や実習などがあるため、難しい現実がありました。Aさんは父親からの金銭的な援助も望めないため、大学進学を諦めざるを得ませんでした。夢を追えない悔しさに、Aさんは涙を流しました。

Aさんのように、「金銭的な理由」で夢を諦める子どもたちは少なくありません。進学を望んでも、経済的な壁に阻まれてしまう。その現実の中で、「どうせ自分なんてどうなってもいいんだ」と夢や希望が持てなくなってしまう子がいます。

 

全国児童養護養護施設奨学金サイト 未来のつばさの取り組み

公益財団法人日本児童養護施設財団が運営する「未来のつばさ」は、すべての子どもたちに公平な学びのチャンスを与えることのできる柔軟な奨学金制度となっています。

①一度奨学金を受け取った学生にも、再度申請の機会を与える。
②学費の支払い証明書を提出できない学生に対しても柔軟な対応を行う。
③返済の要らない給付型奨学金制度にする。

全国児童養護施設奨学金サイト 未来のつばさでは、皆さまからのご寄付を通じて、児童養護施設出身の子どもたちに返済不要の給付型奨学金制度で、1人15万円の支援を行います。この取り組みは、単に金銭的な支援に留まらず、彼らが夢を追い続けるための大きな力となります。寄付によって、未来を切りひらく支援が行われ、社会全体においても前向きな変化をもたらす可能性があります。

児童養護施設を卒園し、進学を考える子どもたちのために、どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。

 

今すぐできる寄付はこちらから

あなたが寄付することで、夢を持つ子どもたちの生活と夢を応援することができます。
進学を希望する児童養護施設の子どもたちのために、温かいご支援をお願いいたします。





<日本児童養護施設財団からのお願い>

公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>

【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)

全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。

▶ 全国児童養護施設 総合寄付サイトHPはこちら

【寄付】あしながサンタ

児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。

▶ あしながサンタHPはこちら

オレンジの羽事業

◯オレンジの羽根募金

児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。

▶ オレンジの羽根募金について見る

◯奨学金事業

児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。

▶ 未来のつばさについて見る

◯卒園生対象 企業求人サイト

もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)

▶ もっち〜ナビについて見る

◯【開催中】日本子ども未来展

日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。

▶ 日本子ども未来展ご入館はこちら

◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ

お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。

▶ 過去の放送(アーカイブ)はこちら

YouTube(広報事業)

日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。

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TEL.0120-922-028
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