活動報告
卒園が近づく18歳の子どもたちの思いとは。
児童養護施設を卒園する子どもたちの思い
9月下旬となり、あと約1週間ほどで10月となります。
10月に入ると、施設を卒園するまで残り半年を切ることになります。
児童養護施設で暮らす高校3年生の中には、進学先や就職先を決めながら、同時に「施設を出た後の生活」について考え始めている子どもたちがいます。新しい学校、新しい仕事、新しい住まい。新生活に楽しみな気持ちがある一方で、卒園が現実に近づくほど、これまで漠然としていた不安も具体的になっていきます。
「自分一人の力で生活していけるだろうか」
その不安は、お金のことだけではありません。
毎日の生活、進学後の学校生活、仕事、そして困ったときに頼れる人がいるか。
今回は、来年3月の卒園が近づく18歳の子どもたちが、この時期にどのような思いを抱えているのかお伝えします。
進学する学校を決めることについて
児童養護施設で暮らす子どもたちは、高校卒業と施設からの卒園後、すぐに新生活のスタートが重なる子どももいます。
これまで生活してきた環境を離れ、新しい場所で生活を始める。進学する子たちは、新しい学校へ通いながら生活を整えていかなければなりません。
だからこそ、卒園が近づくにつれて、
「ちゃんと生活できるかな」
「学校と生活を両立できるかな」
「何かあったときはどうすればいいんだろう」
といった気持ちが生まれることがあります。
18歳になったからといって、突然すべてを一人でできるようになるわけではありません。一人暮らしを始めれば、毎日の食事や洗濯、掃除だけでなく、家賃や光熱費の支払い、買い物、お金の管理、各種手続きなど、自分で考えなければならないことが増えていきます。
大人にとっては日常の一部になっていることも、初めて経験する18歳前後の若者にとっては、一つひとつが新しい経験です。
さらに、進学する子どもたちは、授業や課題、実習や定期試験なども加わります。
そうした不安な気持ちから「進学したいけど、お金の不安が大きいから進学は止めよう」と、進学の選択肢をなくしてしまう子もいます。

経済的な安心が、学び続けるための支えになる
生活への不安をすべて奨学金だけで解決することはできません。それでも、経済的な不安を一つ減らすことには大きな意味があります。
アルバイトをしなければ生活できない。学費のことを常に心配しなければならない。さらに、借りた奨学金を卒業後に返済していかなければならない。そうした負担が重なれば、本来向き合いたかった学びや将来について考える余裕が少なくなってしまうことも考えられます。
「未来のつばさ」が行うのは、返済不要の奨学金による支援です。
返済する必要がないからこそ、進学するときだけでなく、その先の未来についても考えることができます。
PayPayで寄付ができるようになりました。
このたび、未来のつばさへのご寄付に「PayPay」をご利用いただけるようになりました。
スマートフォンから簡単にお手続きいただけるため、これまで以上に気軽に子どもたちの未来を応援していただけます。
「子どもたちの力になりたい」
「少額からでも応援したい」
「思い立ったときに寄付をしたい」
そんなお気持ちを、より気軽に支援につなげていただけます。
▼ PayPay寄付ページ
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
今すぐできる寄付はこちらから
あなたが寄付することで、夢を持つ子どもたちの生活と夢を応援することができます。
進学を希望する児童養護施設の子どもたちのために、温かいご支援をお願いいたします。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。




























