次世代につなげ
彼らの未来を支えるために、彼ら自身が自ら道を切り開かなくてはなりません。
もし、あなた自身が親からひどい虐待を受け、施設で生活することになったとしたら、そこから将来の目標や夢をみることがどんなに大変なことか考えたことはありますか?

施設で育つ子どもたちは、一緒に生活する子どもたちに影響されます。自分もあのお兄ちゃんやおねえちゃんみたいになりたいな!と思うこともあります。
『きっかけ』は人それぞれですが、その『きっかけ』を私たち大人は大切にしてあげなければなりません。決してやりたいことを諦めさせてはいけません。
強い気持ちで子どもたちを支えることが大切なのです。

主な障壁には以下のようなものがあります。
対象になるわけではない現実
- 児童養護施設の子どもたちの声
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児童養護施設には、学びたいという強い意志を持つ子どもたちがたくさんいます。
ある時、高校2年生になる児童養護施設の男子学生が「どうして僕たちには一度しかチャンスがないの?」と職員に問いかけてきました。その子は、奨学金の申請が通らなかったために、大学を諦め、施設を後にする卒園生を間近で見ていたのです。彼の目には、この先も学びたいという強い希望とともに、学費を作れなければ施設を出ないといけない不安と失望が混じっていました。
ここに奨学金制度の不公平さを痛感し、改革の必要性を強く感じました。辛い経験をしてきた子どもたちに必要なのは「生きたい」という力です。学びを重ねることに社会を知り、自分自身を見つけるきっかけができます。
奨学金をなんとか申請できたとしても、子ども達には次なる困難が待ち構えています。奨学金を得ての学校生活が終わると、奨学金は必ず返済をしなければなりません。この返済が彼らをさらに苦しめているのです。児童養護施設の子どもが奨学金を借りる時には施設長が保証人となります。施設長は、全国社会福祉協議会に保証人申請を行います。返済が難しい子に関して、国と自治体から補助を受けられる仕組みとなっています。

返済が出来ない子どもは、施設長、担当職員から、返済を怠った理由を聞かれることを恐れ、育った施設に里帰りしなくなります。それが原因で、彼らの心のよりどころは無くなります。もちろん一部の子ども達はきちんと返済できますが、だからこそ返済できない子ども達の気まずさが増すようなのです。
私たちは現場職員として子ども達に失敗してもやり直せる環境にしたいと強く思っています。自分の子どもでしたら、必死で親がサポートするので、何度もやり直せる環境をつくれるのではないでしょうか。 児童養護施設の子ども達も同様、失敗できる環境を作ってあげなくてはなりません。

夢を諦めたり、命を断つ子どももいます。
「新たな奨学金制度」を創設することを決意しました。
共に動き、次世代に残していかなければなりません。
できます。
- 1施設あたりの退所する子どもの数は、日本の全国平均3.5人です。(当事務局調べ)
- 寄付者様より寄付をいただく
- 奨学金は、当事務局で一括して管理を行います。
- 必要な子どもへ振り分けをする
- 当事務局が、申請のあった施設に対してお送りする
- 子どもたちに進学のために役立てられます
- 子どもたちが進学費として役立てられます。
















